ベネズエラ国独自の仮想通貨Petro(ペトロ)まとめ

みなさんこんには、ケーエーです。ここ数日仮想通貨界隈では規制やハッキングテザー疑惑などのネガティブなニュースが渦巻いております。そして仮想通貨市場の価格も下がっています(/ω\)

しかしそんな世界の規制の波とは逆に国を挙げて仮想通貨に取り組もうとしているところがあります。このブログの読者さんならお分かりかもしれませんが、そう「ベネズエラ」です(笑)

仮想通貨関連で捕まった人も無罪放免になる国ベネズエラ(笑)

このブログでは何度もベネズエラの仮想通貨Petro(ペトロ)のニュースを取り上げてきましたが、今月2月に本格的にPetroのICOが始まるというニュースが入ってきたので、今日はそれを記念して、今までのベネズエラ関連の記事をここでまとめて、プラスわかりやすく解説していきます。

海外からの仮想通貨ニュース 1/2/2018 (国が独自の仮想通貨を発行)

2018.01.02

海外からの仮想通貨ニュース1/5/2018(ベネズエラ続報,ハンバーガーを食べてマイニング?, DMMマイニングラボ)

2018.01.05

海外からの仮想通貨ニュース1/18/2018(ベネズエラの仮想通貨ICO, プロバスケのチケットがビットコインで購入可能)

2018.01.18

なぜPetro(ペトロ)を発行するのか

ベネズエラが国独自の仮想通貨を発行したい背景には現在同国の深刻な経済難が主な理由です。

ウォール街ボス
ベネズエラの経済は今崩壊の道を辿っておる。
ケーエー
でも統計などではサウジアラビアよりも石油の埋蔵量が多いという報告もあります。石油がたくさんと採れるところは経済も潤うイメージがあるのですがなぜですか?
ウォール街ボス
いい意味でも悪い意味でもベネズエラには石油しかないのじゃ。ベネズエラの輸出の9割が石油に頼っておる。
ケーエー
2014年には原油の価格が落ちましたもんね。でも原油の価格も最近は少しづつ上がってきてると思うのですが、なぜ相変わらず経済が良くならないのでしょうか?
ウォール街ボス
ベネズエラの経済が良くならないもう一つの大きな理由として、アメリカからの経済制裁がある。
ケーエー
アメリカに嫌われたとなると、経済を立て直すのは厳しいかもしれないですね。

アメリカがベネズエラに経済制裁をくわえた理由としては同国の社会主義的な独裁体制を崩壊させるねらいがあります。

具体的な制裁内容は米国の金融機関に対し、ベネズエラ国債とベネズエラ国営石油会社の社債の新規取引を禁止するとのことです。

国債と社債の具体的な説明はここでは省きますが、簡単に言うと、ベネズエラにお金を貸さないということです。

すでに経済が悪いベネズエラは経済を立て直すための事業をはじめるにしてもお金がいります。

ところがその資金を借り入れることができないわけです。

それに加えアメリカはベネズエラのマドゥロ大統領を含めた政府官僚約30人のアメリカ国内にあった彼らの資産の凍結を発表しています。

アメリカの経済制裁がベネズエラに与える経済影響が大きい理由の一つとして、石油の決済通貨はアメリカドルということが大きいです。

つまりベネズエラは自国の石油を輸出して売るとアメリカドルが手に入ります。石油輸出国であるベネズエラの外貨のほとんどはアメリカドルということになるのです。

原油の価格割れ、アメリカからの経済制裁、それに加えてベネズエラ政府の失政もあり、ベネズエラではハイパーインフレに苦しんでいます。

ウォール街ボス
インフレ、つまり国内の物価の価値が高騰しておる。物価の価値が上がっている=ベネズエラの通貨の価値が下がっている。
ケーエー
ベネズエラのお金ボリバルがホントにただの紙切れになってきているのですね。具体的にどれくらい物価が上がっているのですか?
ウォール街ボス
例えばコーラが一缶5ドル(約500円)、ジーンズが700ドル(約7万円)ランニングシューズ1100ドル(約11万円)などじゃ。
ケーエー
ひえー。日本では考えられない値段です。
ウォール街ボス
ベネズエラの国民は困窮しておる
ケーエー
ベネズエラ政府はこの経済難を乗り越える術はあるのかな?

 

ペトロ発行の理由
石油の輸出がうまくいかない、アメリカも助けてくれない、とのことでベネズエラには外から全くお金が入ってこないのです、その状況を打開するためにとられた政策が仮想通貨Petro(ペトロ)の発行です。

 

ベネズエラの仮想通貨Petro(ペトロ)とは?

2017年12月ベネズエラのマドゥロ大統領からの発表で、ベネズエラは50億バレルの石油を裏付けにして、国独自の仮想通貨Petroを発行すると発表しました。

この発表後ペトロのマイナー(採掘者)を募集したところ、同国内で80万人以上がマイナー事業者になると手を挙げたそうです。さらに政府はこんな発表もしています。

Natural or legal persons registered in the Registry will be able to acquire other types of cryptocurrencies for free use and demand in Venezuela, as long as they are authorized.” 訳:ベネズエラ国籍、もしくわベネズエラ居住許可者でペトロの登録をしている人はベネズエラ国内で他の仮想通貨を得ることができ、その使用を許可されます。

Petroの登録をしていれば、合法的にペトロ以外の仮想通貨も取引できます!

そして今年2月に入り

当初の予定通り、本格的にPetroを発行すためのICOを今月末に開始します。

ICOのホワイトペーパーも発表。

ベネズエラの仮想通貨発行アドバイザリーチームVIBEによれば、PetroのICOでは38.4万ペトロ、価値としては$2.30000000 (日本円大体25億円ほど)になります

VIBE recommended Venezuela sell 38.4 million petros with a face value of around $2.3 billion in private placements starting on Feb. 15 at a discount of up to 60 percent… Another 44 million petros with a face value of $2.7 billion should be offered to the public a month later.

 

訳:「VIBEは2月15日から38.4万のペトロ(価値としては日本円で約25億円)のペトロを最大で60%割引で機関投資家に販売することを勧めており、残りの44万ペトロ(日本円で約30億円)はICOから一か月後に国民に提供すべきです、」と述べています。

そして残りのペトロ(17.6万ペトロ)はVIBEと政府が管理するようです。また国民は税金もペトロで支払うことができます。

しかしベネズエラ国内ではこれに反対する人たちもいます。

この大統領の計画に対して、野党議会は「憲法違反だ」として計画中止を求めています

経済制裁をしているアメリカはもちろんこの仮想通貨Petro(ペトロ)に反対です。

VIBEはベネズエラ政府にペトロのPre-minedを(事前採掘)を勧めていて、そしてICOはイーサリアムネットワークを使うよう助言しています

アドレスやトランザクションを確認するためのシステムEtherscan上には2018年1月13日にPetroがすでにアップされています。しかしそのアドレスがベネズエラ政府によって管理されているアドレスかは確認が取れていません。

またソフトウエア開発の共有ウェブサイトGitHubにもペトロのページがあります。

石油はこれまでアメリカがその中心で動いてきました。しかしもしこのペトロのICOがうまくいけば、ベネズエラはアメリカドルを通さずに石油の売買ができるようになります。

もちろんアメリカがそのような状況をほっとく可能性があるとは思えませんが(;’∀’)、今後の展開に注目です。

 2月22日追記

2月20日に予定通りベネズエラ政府はPetro(ペトロ)のプリセール(ICO)を開始しました。

仮想通貨業界だけではなく、世界的なニュースになっています。

最大60%のディスカウントで現時点で735,000,000ドル調達(日本円で約750億円)したそうです。コインチェックから盗まれたNEM(ネム)の値段を軽く超えとる(゚Д゚;)

またPetro(ペトロ)にはNEM(ネム)のブロックチェーン技術も使われているそうです。

仮想通貨界隈でも多くの人がこのベネズエラの試みに注目しています。

個人的にはアメリカがどう動くか次第で、このベネズエラのICOの成功が左右されるような気がします。

ベネズエラに対して経済制裁を行っているアメリカがこれからどのように動くか注目です!

 おわりに

 いかがだったでしょうか?国家が仮想通貨を発行するのもそう遠い見たいのことでないとは言われていましたが、もう今月にそのICO(資金集め)がスタートです。
アメリカがこれを黙ってみているとは思えないので、ひと悶着あるとは思いますが、Petroの計画がどうなるか見ものです。
前回と今回ニュースの解説記事を書いて思ったのは、人にわかりやすく説明することの難しさを改めて実感しています。池上さんはやっぱりすごい人だった(笑)
これからも海外からのニュースなどをできるだけわかりやすく解説していく予定です。記事を書くモチベーションにもなりますので、お急ぎでない方はブログランキングのクリックよろしくお願いします。


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ABOUTこの記事をかいた人

海外在住(アメリカ在住)アスレチックトレーナーとしてスポーツチームで働いています。仮想通貨が好きで、将来性もあると思っています。スポーツ、リハビリ、トレーニング、映画、語学、テクノロジー、投資などに興味があります。このブログを通じて皆さんにスポーツトレーナーをもっと身近に感じてもらえたら、嬉しいです!